全国から1242句のご応募!ありがとうございました。
その中から、特に『優秀作品』を選考掲載させていただきます。
当ホームページにて掲載発表中!!

senryu

■ 主催:東京マンション・コミュニティセンター/東京池袋川柳会
■ 題[マンションライフ](ベランダ・散歩・人)
○ 総評/松橋帆波
特選は「一族」という表現に集まった顔ぶれやそこで交わされる会話など様々な情景を読み手の年代、性別によって連想するイメージが変わる点を評価しました。

秀作は現代の話題としてのマンションの老朽化、住民の高齢化ここに「理事」という言葉をつかうことでリアリティーが増しました。
「人待ち散歩」はオートロックにお住まいの方なら誰でも頷く情景でしょう。「三周目」という頃合もちょうどいいですね。「ホタル族」に関しては最近は本当に減りました。ベランダでの禁煙を掲げるところもあると聞きます一時期流行した言葉ですが「絶滅危惧種」作品は見事に「今」を表現しています。佳作には様々なマンションライフが表現されております。御夫婦で咲かす花には穏やかな老後を感じました。都会の超高層化はこれからも進んでいくでしょう。「挨拶」に人と人との潤滑油だけでなく不審者対策という側面があることの気づきは素晴らしいです。ベランダの植物を擬人化し「地面を知りたがる」とした表現上手いです。布団干しを「各戸競演」表したセンスはお見事です。オートロックに締め出されるほど酔っては困りますがセキュリティの厳格さを思いました。生活音に対する作品で「孫ができて許す」という見つけがよかったです。マンションの各戸、外見は同じですから「我が家と判る花」はなる程と納得です。

マンション修繕に関する表現として「お色直し」「金かかる」は本質をついていますがユーモアが感じられます。「名前は知らないが顔見知り」という現実。マンションライフとして頷いた方が多いのではないでしょうか?